狭小住宅とは

狭小住宅とは

皆様、こんにちは。スモールハウス代表の鈴木です。
狭小住宅専門のサイト、スモールハウスを立ち上げて13年になりますが、これまでの施工例は、延べで100棟以上に達しております。

> 狭小住宅施工実績

さて、スモールハウスにおいての狭小住宅の定義ですが、都会で狭小地(10坪~20坪)に小さな住宅を建てるという点につきます。そして、その出発点が東京で建てるということでした。

では、なぜ東京なのでしょうか。土地価格が高いという点にあります。
もし、10坪の土地でしたら、土地値を抑えて、トータルでも4,000万台で東京に自宅が持てる夢が実現するわけです。

ちょうど20年ほど前でしょうか、テレビで東京の10坪の土地で木造3階建てを建てる番組が出現しました。では、当時の狭小住宅の特徴を見ておきましょう。

  1. 東京で10坪~20坪の敷地に、小さな2階、3階建ての家を建てる。
  2. 設計は、狭小住宅の経験ある建築家にお願いする。
  3. また、工務店に関しても建築家を通じて、経験ある工務店を選ぶ。
  4. 建築本体価格は狭小住宅である点、坪単価は高いが土地を含めたトータルコストは、4,000万台で可能性あり。
  5. 設計費用もそれなりにかかる。200万~
  6. 設計から完成まで、約1年をみておく。
  7. 設計段階で、自分の夢や希望を建築家に伝えて、相談が可能。
  8. 1年後に世界で一つだけの個性的な家が狭小住宅という形で実現する。

では、具体的には、どのような事例があるのでしょうか。
その一例として、私、スモールハウス代表、鈴木の自邸「モグラハウス」をご覧ください。

> スモールハウス代表自邸「モグラハウス」 -間口1.8mの狭小住宅-

今から、10年ほど前でしょうか、世田谷に間口3m、奥行で18mの資材置き場が売りに出ておりました。用途地域では、1種低層住居専用で、けんぺい40、容積80の一番厳しい場所になります。

ここで、住宅を建てたいと考えたら、狭小住宅しか選択肢はありません。
ですが、私は逆にこの土地が気にいったのです。

ちょうど、京都の町屋にぴったりの地形でしたので、ここに現代の町屋を建てよう、そしてトータル価格も、2,500万で押さえたらもっと素敵な夢がかなうと思い、購入したのです。

そこで、狭小住宅の巨匠である設計工房の久保宗一氏に設計をお願いして、工務店は、杉並区にある、株式会社匠陽に、これまたお願いしました。

そして、遂に平成21年11月、モグラハウスが完成したのです。

ここで、モグラハウスを通して、狭小住宅の技を例示してみます。

  1. 超細長変形地でも住宅が出来うる。
  2. 建物の間口1.8m、奥行14mでも圧迫感がない心理的に豊かな空間が可能。それは、天井高を取り、奥に中庭を取り、細長い部屋をしきりが一切ない通じる空間として構成する。
  3. 外壁は閉じていても、玄関扉を開けると、奥に光と風が吹いている。まさに現代の町屋が出現する。
  4. 1階と2階には収納を兼ねた耐力壁がしっかり設置されていて、耐震にも十分備えている。
  5. 1階玄関を入ると、床面はすべてモルタル仕上げになり、ローコストにもデザイン的にもシンプルである。
  6. 内壁も構造材が主体で、2階床はベニヤ仕上げになったシンプルローコストタイプである。

以上になりますが、モグラハウスの写真をご覧ください。
これでもっとご理解されると思います。
スモールハウスでは、皆様の夢を東京でかなえる、狭小住宅の実現をお手伝い致します。

では、すでに狭小地をお持ちの方、また狭小地からお探しの方も、ご連絡お待ちしております。