同じ本を2度、購入する
11月も本日が末日となりますが、そんなに寒くない一日のようです。
さて、本日のタイトル「同じ本を2度、買う」ということですね。
先日、週間新潮の書評覧を読んでいたら、冒険小説の批評家がLicoln Childの新刊で翻訳本が出たという記事を目にしました。
邦訳のタイトルが「オーロラの魔獣」で、いかにもそれらしい感じが出ております。
しがし、Lincoln Childのめぼしいペーパーバックの洋書は、だいたい頭に入っているのですが、今回のこの本のタイトルが原題を想像できないのですね。
英語では、なんというタイトルでしょうか?
そこで、すぐに新宿南口の紀伊国屋により、まず翻訳本から探してもらい、原題のタイトルを調べてもらいました。
なんと、この本ですが、私が1月15日に、このコーナーで取り上げた「Termianl Freeze」by Lincoln Child」と同じものでした。
英語をそのまま、翻訳して「最終凍結」と私自身が判断して、おそらく異常気象関連の冒険小説と思っていた本ですね。
そして、この洋書自体がモグラハウスの引っ越しにまぎれて、どこかに紛失してしっまたのです。
もちろん、まだ読んでいなかったので、内容も知りませんでした。
ですので、今回、邦題のタイトルが、うまいですね。
実は、氷河期に凍結されたサーベルタイガーのような生物が発見される場面からスタートしているのです。
まさに、エスキモーの伝説によると、禍いをもたらす恐ろしいものが、出現する端緒でした。
怪獣とか、魔獣とか、人智を超えるものがメインキャラクターなのです。
そこで、洋書売り場に行き、ちょうど最後の1冊が、本棚にあったので、買い求めた次第です。
紛失した本を探すより、2冊目となる本を買うという行為、ある意味、ぜいたくですね。
まあ、いいか、お酒もたばこもやらない私ですので、このくらいでしたら、許してもらえると、自分に言い聞かせております。
では、その本、翻訳本の表紙をご覧ください。