「アキュラホーム」に関して

先日、何気なくテレビを見ておりましたら、村上龍の番組で、アキュラホームの社長、宮沢さんが出ておりました。
この会社、10年前位からマスコミで取り上げられていて、当時、日本で一番多くの戸建住宅を建てる会社ということでした。それも、適正価格で。

大工さんの経験豊富な社長ですので、地域の工務店が、大手のホームビルダーに負けて、その下請けになった原因を徹底して解明した時に、アキュラシステムが誕生したのですね。

パソコンで、2万項目にも渡る、材料、資材、経費を分析して無駄を省き行きついたシステムですので、日本の地域工務店の現在を示すシステムと言えます。

これでよい家を納得のコストで建てるという話、非常に共感できますが、番組の中で、建築家の話が一切出てこないのですね、ここで、スモールハウスが登場したら、もっとおもしろい展開になったのではないか。

アキュラホームでは、実現できない家、狭小住宅が、実は存在するという点ですね。
それは、コストカットには含まれない、建築家のセンスとその技術がある選ばれた工務店の協力があって初めて可能となる点です。

スモールハウスの存在理由は、建築家を必要としている個性的なセンスを感じることが出来る施主が、まだまだ存在しているからこそ成り立つ、世界で一つの個性的な家、その意味では適正価格と言える狭小住宅を数多く実現している点にあると確信しております。

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