雰囲気のある喫茶店にて
皆様、東京では暑さも本日までという感じでしょうがいかがお過ごしですか?
昨日、週2~3回ほど、寄らせていただく西荻窪駅北口3分ほどにある喫茶店「どんぐり舎」という名前ですが、午後8時頃、おししいアイスコーヒーを飲んでおりました。
ふと、向かい側の席から、フランス語が聞こえて、どうも、新規の小説か評論の翻訳原稿に関しての会話のようでした。
手元に分厚い原稿用紙を置いて、2名の方、1人は翻訳者、もうひとりは編集者でしょうか、封筒には、白水社の文字が見えておりましたので、すぐ理解できたわけですね。
この2人の光景を見ていたら、大きな声を出すわけでもなく、しかし、じっくりと細部の件を検討している様子で、少し羨ましくなっておりました。
自分が、あたらしい冒険小説の翻訳家か編集者だとしたら、どんな話をするのだろうか?
将来、そのような、チャンスがあれば、自分の人生はどうなるのかなど、とりとめのない考えも浮かんできます。
いけない、いけない、今日のこの時間を、もっと有効にしないと、と思い今読んでいる文庫本、高田郁(たかだかおる)の新作「今朝の春」を読みかえしております。
以前から、推薦している、時代小説で、今回は、連作の4番目ですが、相変わらず、絶好調ですね。
「みおつくし料理貼」というシリーズもので、まだ、続いていきそうですね。
主人公、澪という少女が、料理人として大きく成長する姿が、基本にある時代小説ですね。
なんども言いますが、料理とは、どんな素材も、料理人の心次第で、これはという位おいしくなるものですね。
特に、冷蔵庫も化学調味料もない、江戸時代では、なおのことでしょうが、その反面、旬の素材のなんと生き生きした存在感でしょうか。
気持ちのこもった料理というのは、いつの時代でも、あい通じる点があるのでしょうか。
ぜひ、皆様も、このシリーズ、一度、読んでみてはいががでしょうか。
きっと、お腹が空いてきますよ。
以上、本日のお話でした。