文庫本と単行本の同時発売!
「おまえさん」という題名の宮部みゆきの本が、本屋の店頭で文庫本と単行本の同時発売ということで、売り出し中です。
おそらく、小説好きな方でしたら、ビックリされたはずですが、どうしてこんなことが起きるのでしょうか?
なんだか、狐につままれた気持ちというか、不思議な光景を見ている想いですね。
今回が例外かと思いますが、どうなんでしょうか?
好きな本が、特に連載もので、発刊された場合には、普通は単行本は高いので、2年後とかに、文庫本が出るのを待つというケースが多いと思います。
売り手の、出版社側の意図がよく分かりません。
現在は、日本経済の先行きからして厳しいのに、なんでこんなことをするのでしょうか?
あえて、単行本を購入する読者層がいるという前提でしょうか?
本のもつ魅力は、中身が重要ですので、装丁とか大きさとかは、次の段階で検討することになります。
これでしたら、9割方は文庫本を購入すると私は考えますが、皆様はどうでしょうか?
なにしろ、価格が全然違いますので、その差額たるや上下刊を合わせると、2,000円近くになります。
本当に不思議な光景を見させていただいております。
以上、本日のブログでした。