冒険小説の世界
先日、書店で高嶋哲夫の「サザンクロスの翼」という文庫本を購入しました。
表紙の写真と帯の文句で決めております。
舞台は1945年夏、第2次世界大戦で日本の終戦の前後になります。
主役は、ゼロ戦の生き残りパイロットと整備兵、その他ダクラスDC-3(ダコタ)という輸送機ですね。
しかも、脚にフロートを装着した水上機仕様という機体です。
これだけでも、冒険小説好きな読者には、垂涎ものになります。
それともう1冊。おなじく高嶋哲夫の「乱神」という単行本になります。これは昨年、紀伊国屋で購入しておりますが、最近、文庫本にもなりました。
この本のどこが凄いかと言うと、時代小説ですが、鎌倉時代に日本に難破船で漂着した西洋人が主人公で、彼らが元寇に対して、日本軍とともに、戦うというstoryなのです。
すばらしい着想だと思いませんか。
あらすじは、あえて言いませんが、冒険小説としての視点が、すばらしい2冊ですね。
以上、11月、最後のブログになります。