「夏天の虹」高田 郁
去年の8月28日のブログで書いておりますが、最近読んだ本「心星ひとつ」高田 郁の続きになります。
今日は、その7冊目で、みをつくし料理帖の「夏天の虹」に関してです。
主人公の女料理人、澪がまた大きな試練を乗り越えて行く話です。
本当に、市井の庶民に喜んでおいしいと言ってもらえる料理を作りたいとの一心で、常に精進を重ねる主人公の姿は、素晴らしいものですね。
江戸時代ですので、そこで生きて行く人びとが描かれているのは当然ですが、現代にも、もし澪がいたらと想像してしまいます。
ぜひ、このシリーズものを映画化又はドラマ化してほしいと願うのは、私だけでしょうか。
今回の料理で、江戸前の牡蠣料理が出てきておりますが、当時は、東京湾で牡蠣が採れたようですね。
浅蜊とか蜆とかは、分かるのですが、牡蠣が採れたとは凄いですね。
おそらく、天然物だと思いますが、どんな味がしたのでしょうか?
昔に戻れたら、ぜひ食べてみたいと思いました。
では、又次作をお待ちください。