ベルリン飛行指令

皆様、今日は。まだ暑い日々が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。
本日、久しぶりに本の紹介コーナーになります。

書名「ベルリン飛行指令」著者 佐々木譲

今から20年以上前の作品ですが、文庫本、以前、購入して読まずにいた記憶があります。
それが、今年、再版されて書店のタナに並べられておりました。
一目みて、購入したわけですね。

さて、時は1940年(昭和15年の11月~12月にかけて)
当時、日本は日独伊の三国同盟を締結したばかりでした。

ドイツではヒトラーが、日本の新戦闘機、零戦のことを知り、ぜひドイツでライセンス生産をしたらどうかという提案を軍部に進言。
その結果、2機の機体が選べばれ、2名の搭乗員が選ばれることになりましたが、この機体をどうやってドイツまで、ベルリンまで運ぶか、いよいよ物語がスタートです。

作者の飛行機の知識、当時の世界情勢の緊迫感、その他、日本からベルリンまで1万キロ以上の距離をどうすれば無事に到達できるか、すべての不可能をどう克服して行くのか、本当にすごい冒険小説ですね。

以上、多くは必要ございません。
ただ、零戦の飛行を感じてください。あくまでも冒険小説の世界にてですが。

ベルリン飛行指令