ビフォー・アフターと完成ドリームハウス
狭小住宅を取り上げるテレビ番組も最近では、結構多くなりましたが、以前、6~7年前では、テレビ東京の「完成ドリームハウス」と、その他では、「ビフォー・アフター」が主流でした。
建築事務所を訪ねた当時、よく建築家にこの2番組の感想をお聞きしたものです。
そうすると、多くの建築家が同じ感想をもっているのが分かります。
ある番組の方は、どうも演出過剰で、本来の建築の姿が見世物になっていて、価格面でも参加する工務店の持ち出しではないかという意見が非常に多いです。
他方の番組には、比較的に好感をもたれる建築家が多いことが分かりました。
ですので、どのような建物でも、基本に忠実に奇をてらうことなく、建てるということが大事なのかと思われました。
ちなみに「完成ドリームハウス」では、10坪の敷地に狭小住宅を建てるシリーズで、設計工房の久保宗一氏が以前、出演しており、最近では昨年11月に日比生寛氏氏が、円形の吹き抜け空間的な住宅で、出演しております。
今後も、スモールハウスとしては、マスコミにアピール出来て、且つ、住み手が素敵に思える住宅を建てたいです。